このソリューションは、基幹系システムの運用支援を目的とした安川情報システムの「グローバルサービスセンター(GSC)」サービスと、CTCが提供する基幹系特化型クラウドサービス「CUVICmc2」を組み合わせて、インフラから「SAP S/4HANA」の運用サポートまでを提供するもの。

安川情報システムは、基幹系システムの構築・運用ノウハウを活かし、4月に基幹系システムのアプリケーション稼働監視やヘルプデスクを提供するGSCを開設した。SAPソフトウェアに関しては、主に製造業向けにSAP ERPの移行や既存システムとの連携サービスも提供しており、SAP認定コンサルタントが「SAP S/4HANA」の運用をサポートするという。
CTCの基幹系特化型クラウドサービス「CUVICmc2」は、SAPソリューションを始めとするミッションクリティカルなシステムに特化したクラウドサービス。パフォーマンスに対する保証、高セキュリティ、実使用量による従量課金を同時に実現しており、オンプレミスの基幹系システムに比べて20~50%のコスト削減が期待できるとともに、ミッションクリティカルな業務に対応できる堅牢性と安全性が特徴だとしている。
CTCは、欧SAP SEのサービスプロバイダー認定「SAP Certified in Hosting Services」と「SAP Certified in Cloud Services」も取得している。 今回、GSCサービスとCUVICmc2を組み合わせたことで、「SAP S/4HANA」のクラウドでの利用に際し、インフラやアプリケーションへの投資コストを抑制しつつ、システムの運用をアウトソースして主要業務に集中することができるという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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