「i-FILTER」は、プロキシ型のWebフィルタリングソフトで、Ver.9では101のカテゴリのデータベースを内部に持っている。そのカテゴリの1つである「脅威情報サイト」には、マルウェアに感染した端末が悪意のあるサイトにアクセスする通信先のURL・IPアドレスが含まれており、通信を検知した際にはその通信をブロックすることが可能だという。「脅威情報サイト」はLAC、FFRI、NICTと提携して1日1回データベースを更新している。
アライドテレシスの「SES」は、SDN技術をエンタープライズ市場に適応させ、企業向けアプリケーションとネットワークを連携/連動させることにより、ネットワーク運用管理にかかる工数/コストの削減、およびセキュリティの強化を実現するソリューションになる。

「SES」と「i-FILTER」との連携により、マルウェアに感染した端末からの「脅威情報サイト」への通信を検知した際に、「SES」にメール通知し、エッジスイッチにて対象端末を遮断・隔離することが可能になり、脅威の検知から拡散防止、通信のブロックまでをワンストップで実現できる、より強固な情報漏洩ソリューションの提供が実現するとしている。通信遮断のメール通知は「i-FILTER」側でユーザーが設定し、検疫隔離ポリシーを自由に設定することが可能だという。
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア