「Web Performer」は、開発現場の生産革新を目指し「短納期」「高品質」「低コスト」をコンセプトに2005年から発売開始し、企業や組織の規模を問わず、企業内の開発部門やSIベンダーなどさまざまな分野の開発現場で利用されているWebアプリケーション100%自動生成ツールだという。
新バーション「Web Performer V2.1」では、開発の上流工程となる「設計自動化」の新機能のほか、既存システムのデータを「Web Performer」へ簡単に取り込みが可能となる機能、直感的な画面作成機能の向上など実装工程でも機能強化を図り、さらなる開発の高速化を実現していくとしている。
新バージョンの主な特徴は次のとおり。
・システム設計から開発までを自動化、コミュニケーション重視のアジャイル開発を実現
システム利用者と開発者が一体となり質の高いアジャイル開発を成功させるには、円滑かつ正確なコミュニケーションを推進することが重要となる。「Web Performer V2.1」では、設定したリポジトリ定義からWebアプリケーションの画面仕様をドキュメントとして自動的に出力。ドキュメントの作成工程を短縮し、より開発やシステム利用者とのコミュニケーションに時間を割り当てることが可能となり、満足度の高いシステムの高速開発を実現。
・大規模システム開発の品質向上を支援する機能搭載、入力の省力化より開発高速化も実現
すべての開発モデルにおいて高品質なシステム開発のために標準化は必須であり、大規模・複雑なシステムほど初期段階に行う標準化の重要性は増していく。従来Excelなどで管理していたデータ項目を「Web Performer V2.1」の「項目辞書機能」で一元管理が可能となる。「項目辞書」に登録された項目から直接テーブルや画面の定義が行えるだけでなく、登録された項目を変更・修正することで定義の一括変更・修正が可能となるため、定義の入力負荷を大幅に軽減。