このソリューションによって、「the MATRIX」シリーズの「マルチクラウドコネクトサービス」が提供する、Azure、AWS、Google Cloud Platformサービスなどのパブリッククラウドサービスと認証連携を実現する。
SAML(Security Assertion Markup Language)認証では、 F5のBIG-IP APMの機能を採用した。BIG-IP APMのSAML認証機能によって、企業はクラウド上に展開されるアプリケーションアクセスのためのユーザIDの連携やシングルサインオンが可能になり、クラウドサービスへのアクセスの強化と保護を同時に行うことが可能になる。また、認証ディレクトリを一元化することにより、ユーザー企業の運用ポリシーに適合した形でマルチクラウドサービスの統合管理が可能になる。
JBSは、パブリッククラウドの専用線接続回線の統合を実現しマルチクラウド利用を可能にするソリューションとして、今年5月に「マルチクラウドコネクトサービス」標準パッケージの提供を開始した。このサービスでは、今回新たにオプションとして追加されたBIG-IP APM以外にも、以下のF5製品を組み合わせて利用することが可能だという。
- アプリケーションの可用性を高める機能を提供するBIG-IP Local Traffic Manager(BIG-IP LTM)
- WAF 機能を提供するBIG-IP Application Security Manager(BIG-IP ASM)
- 広範なマルチレイヤ セキュリティを実現するBIG-IP Advanced Firewall Manager(BIG-IP AFM)