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流行のビジネスツール「RPA」とは?国内企業で導入が進む理由―アビームが調査、報告

2017/12/12 06:00

 少子高齢化による人手不足や働き方改革の推進といった社会的背景を受け、生産性向上や人的資源有効活用の必要性が叫ばれるようになった昨今、人に代わって業務を行うツールとしてRPA(Robotic Process Automation)の導入が、国内の企業で急速に進んでいる。

国内企業でRPAの導入が急速化。96%の導入企業が5割以上業務削減

 RPAとは、複数のアプリケーションを連携して操作したり、表示されている画面の内容を入力するなど、これまで人手を要していた事務作業をソフトウェアロボットが自動で代行すること。定型作業を自動化できる仕組みとして、業種を問わず活用が期待されている。

アビームコンサルティング 戦略ビジネスユニット 執行役員プリンシパル 安部 慶喜氏

 12月7日、アビームコンサルティングによる導入の調査結果(調査期間:2017年7~9月)が同社戦略ビジネスユニット執行役員プリンシパル安部慶喜さんによって報告発表された。同社によると前回調査(同1~6月)に比べ、導入件数が毎月35件から同50件へと拡大。その他特徴として売り上げ規模500億円未満の企業からの問い合わせ、導入件数が増加した。

出所:アビームコンサルティング[クリックすると図が拡大]

 実際にRPAを導入している商社では、RPAをOCRと連携し業務の削減に成功。紙で届いた支払明細書をPDF化すると、RPAがOCR読み取りしCSVファイルを自動作成、掛け金消込処理を行い、完了通知を自動でメール送信してくれるというもの。人の手が必要な作業はPDF化する際に複合機にかけることと最終確認のみとなった。作業効率が上がっただけでなくRPA導入後から現時点まで作業ミスは見つかっていないという。

出所:アビームコンサルティング[クリックすると図が拡大]

 RPA導入によりもたらされるメリットは業務の削減だけではない。エンターテインメント企業では、RPA導入に伴い新規業務を開始。イベントの集客向上につなげるため、RPAがウェブ上の複数ソースから天候やチケット販売状況を自動取得し、社内システムへビッグデータ登録する。物販やチケットの種類の検討など戦略会議に活用しているという。

 そのほかにも、日本でのRPA流行を聞いた海外現地法人なども導入し始めており、RPAを導入した企業の96%は5割以上の業務工数の削減を実現している。

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著者プロフィール

  • EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

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