働き方をシンプルに、ビジネスのスピードを向上、企業のデジタル変革を支援するBox
働き方をシンプルにして、ビジネスのスピードを向上させたい。この要望はどのような業種の企業、さらには政府機関やNPOなどでも変わるものでない。そう言うのは、Boxの最高経営責任者で共同設立者兼会長のアーロン・レヴィ氏だ。Boxではデジタル変革に取り組んでいる企業のために、働き方をシンプルにしビジネスのスピード上げるためのサービスを提供する。
レヴィ氏はデジタル変革に取り組む企業には、3つのトレンドがあると言う。1つ目はビジネスのプロセスが社内だけでなく社外にも広がっていること。企業内の組織間の壁を取り除くのはもちろん、社外の人ともコラボレーションしながらスムースにビジネスを進められなければならない。そして社内外の関係者とともにエコシステムを構築し、それに関係する人たち全てのユーザーエクスペリエンスを向上する必要がある。
2つ目のトレンドは、直感的に使えるクラウドのツールが必要なこと。「現状はビジネスに必要なツールを、1社から全て調達する状況にはない。たくさんのツールを適宜組み合わせて使う。既に100を越えるSaaSを利用している企業もあり、従業員にアプリケーションのベストな組み合わせを提供すると同時に、自ら最適なものを選べる選択肢も提供できるようにする。」とレヴィ氏
3つ目のトレンドが、社内外の人たちと一緒にビジネスを行う状況下でのセキュリティを確保することだ。複数のアプリケーションを使い、さらにデータは社内外を跨がり行き来する。そのため、従来のように企業の内と外の境界を守れば安心とはならない。「企業を跨がった状況でセキュリティを担保できなければなりません。その上で誰もが必要な情報に自由にアクセスできる必要もあります」とレヴィ氏は指摘する。
これらのトレンドに対応するために、デジタル変革に取り組む企業はコラボレーションの実現方法、セキュリティ確保の仕方を刷新させる必要がある。そのためにBoxでは、クラウド・コンテンツマネージメントの領域で他社とは異なるエクスペリエンスを提供する。コンテンツを1箇所のBoxプラットフォームで管理できるようにし、他の業務システムなどとプロセス連携できるようにしているのだ。