SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

data tech 2019 レポート(AD)

Oracle CloudとAutonomous DWHはデータドリブン・ビジネスの夢をかなえる

 増え続けるデータを有効活用しデータドリブン・ビジネスをスタートさせたい。そう考える企業や組織は多い。11月19日に開催されたテクノロジーイベント「data tech」では、日本オラクル株式会社 Autonomous クラウド事業統括の立山重幸氏が「データドリブンの大本命、自律型データベースクラウド「Autonomous?」~ Excel地獄からの脱出 ~」と題したセッションを行い、企業がデータドリブンにビジネスを進めてビジネス変革するためのヒントを解説した。

データドリブンを実践しているのはスタートアップ企業だけではない

 いまや、企業にとってデータがもっとも大事な資産と言っても過言ではない。経験や勘ではなくデータ資産を使い、ビジネスの意思決定の判断材料の1つとする。それがデータドリブン・ビジネスだ。その実現にはビジネスプロセスをデジタル化し、そこから生まれるデータを分析できるようにしなければならない。そして分析から得られた知見を「業務に組み込み、業務を変えるところまでやります。あくまでも業務を変えることが目的です」と立山氏は言う。

講演資料より掲載、以下同
講演資料より掲載、以下同

 ただこういった取り組みは、ベンチャー企業だからこそできると言われがちである。しかしながら、長くビジネスを行っている大企業でも可能だと立山氏。既にビジネスを行っている企業では、デジタル化で既存ビジネスの無駄をまずは削減する。それで生まれたリソースや時間などの余裕分を、新たなイノベーションに回すのだ。

日本オラクル株式会社 Autonomous クラウド事業統括 ソリューションエンジニアリング本部<br/>戦略クラウドソリューション部 プリンシパルソリューションエンジニア 立山重幸氏
日本オラクル株式会社 Autonomous クラウド事業統括 ソリューションエンジニアリング本部
戦略クラウドソリューション部 プリンシパルソリューションエンジニア 立山重幸氏

 こういったアプローチで実践している企業は、イノベーションを起こし成功しやすい。たとえばレンタカー会社のハーツではOracle Databaseを用い、貸し出している高級車をセキュアかつ効率的に管理する仕組みを構築した。この仕組みを活用して、まずはコスト削減を実現。それだけに止まらず、顧客の取り引き履歴やこの仕組みから得られる高級車のリアルタイムな在庫状況の情報を連携させ、貸し出し業務を行うオペレーターが優良顧客にタイムリーに高級車へのアップグレードなどを提案できるようにしたのだ。このようなデータ活用で、顧客満足度が向上し、ハーツの新たなビジネス変革につながっている。

次のページ
クラウドで安価に手間なくデータを溜め活用できる

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
data tech 2019 レポート連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

谷川 耕一(タニカワ コウイチ)

EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/12633 2020/02/05 08:00

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング