OktaのようなIDaaSのソリューションとSaaSなどが連携する際は、SAML(Security Assertion Markup Language)を用いることが多い。SAMLを使えば複数のサービス間でシングルサインオン環境を容易に実現でき、部署やユーザーごとのアクセス制御も可能となる。今やグローバルなSaaSのほとんどがSAMLに対応し、Oktaなどとコード開発なしに連携できる。国内のSaaSも最近はSAML対応が進みつつある。ところでID管理との連携では、SCIM(System for Cross-domain Identity Management)もある。国内のSaaSでいち早くSCIMに対応し、Oktaとの連携を果たしたのがSmartHRだ。
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谷川 耕一(タニカワ コウイチ)
EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...
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