サステナブルな社会を目指すため、「ネットゼロ」(Net-Zero)が、世界の話題です。正確には「Net Zero Emission」で、これは、温室効果ガスあるいは二酸化炭素(CO2)の排出量から吸収量と除去量を差し引いた合計をゼロにする目標からその名前がきています。日本政府は、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。このカーボンニュートラルの意味するところは、ネットゼロと同じですが、ネットゼロは、自社の製品・サービスに加え、サプライヤーや消費者による排出量も含まれる、より厳しいものです。そして企業のIT部門にとっても大きなインパクトを持ちます。
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北川裕康(キタガワヒロヤス)
35年以上にわたり B2BのITビジネスにかかわり、マイクロソフト、シスコシステムズ、SAS Institute、Workday、Inforなどのグローバル企業で、マーケティング、戦略&オペレーションなどで執行役員などの要職を歴任。現職は、クラウドERPベンダーのIFSでマーケティングディレクター。...
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