Quollio Technologiesは2026年7月24日、ヤンマーホールディングスが「Quollio Data Intelligence Cloud(QDIC)」を採用し、グローバルなサプライチェーンマネジメント(SCM)最適化とAIフレンドリーなデータ基盤構築を本格化したと発表した。
(左から)ヤンマーホールディングス株式会社 常務取締役 経営戦略、技術、DX担当 奥山博史氏
データ基盤構築プロジェクト プロジェクトリーダー 三宅伸昭氏
(所属・タイトルは導入当時)
ヤンマーHDは、中期経営計画「MTP2030」の達成に向け、グループ各国・各事業で複雑化するサプライチェーンの資産効率最適化を重視。各事業会社ごとに最適な基幹システムを選定する方針を採る一方、システムごとのデータ形式や管理方法の違いが、正確なデータ統合や迅速な意思決定の課題となっていたという。現場では、複数システムからのデータを手作業で集計・突合せする運用も発生し、抜け漏れや判断ミスのリスクが顕在化していた。
将来を見据え、AIが横断的にデータ活用できる基盤を目指すため、ヤンマーHDは「データについてのデータ」であるメタデータのカタログ管理を強化する必要性を認識。複数のソリューションを比較し、国産ベンダーによる円滑なコミュニケーション、明確な価格体系、APIの充実、伴走型の支援体制などを評価しQDICを導入した。
導入後は、業務に即したメタデータ設計やタグ付けが進み、必要な情報を検索可能となった。事業部単位での生産・販売・在庫(PSI)分析にも効果が現れ、データ分析の効率化と精度向上が実現しつつあるという。今後はSCMや在庫管理だけでなく、グローバルな損益管理やタレントマネジメントにも活用範囲を拡大し、ダッシュボード自動生成やAIエージェント活用も推進する方針である。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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