6月23日、LegalForceは事業戦略説明会を開催した。
同社は、シリーズDラウンドにおいて総額約137億円の資金調達実施を公表。今回リード投資家としてSoftBank Vision Fund 2を筆頭に、Sequoia China、Goldman Sachs、既存投資家であるWiL、LLC、みずほキャピタル、三菱UFJキャピタルなどの運営ファンドが引受先となる。
これにより累計179億円の調達額に達するとして、同代表取締役社長 角田望氏は「グローバルのリーガルテック領域で見ても大規模。自社のポテンシャルを評価いただいていると思います」と述べる。人材や製品開発だけでなく、営業体制なども強化していくという。
また、今回の説明会では、米国を中心に海外進出することも発表された。これにともない、グローバル戦略部を設立。2023年3月までに市場調査を完了し、現地市場にあわせた初期プロダクト投入を目指すという。角田氏は、「契約審査支援を担う『LegalForce』の領域においては、まだ有力企業が不在だと考えています。また、CLMに関するプロダクトが多いため差別化を図りたいと考えており、現時点では具体的ではないですが製品連携なども検討していきたいです」とコメントしている。
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
岡本 拓也(編集部)(オカモト タクヤ)
1993年福岡県生まれ。京都外国語大学イタリア語学科卒業。ニュースサイトの編集、システム開発、ライターなどを経験し、2020年株式会社翔泳社に入社。ITリーダー向け専門メディア『EnterpriseZine』の編集・企画・運営に携わる。2023年4月、EnterpriseZine編集長就任。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア