日本オラクルは8月8日、サンフロンティア不動産が、「Oracle Fusion Cloud Enterprise Resource Planning(ERP)」とその製品群である「Oracle Fusion Cloud Enterprise Performance Management (EPM)」を採用したと発表した。
サンフロンティア不動産は、オフィスビル事業を中心にホテル運営など多角的に事業を展開。今回の刷新にあたり、同社が重要視したポイントは次の3つだったという。
- アメーバ経営を推進できる仕組みであること
- 23社のグループ企業を単一のクラウドで管理でき、M&Aによる企業統合の迅速な対応が可能であること
- システム運用負荷を軽減しながら拡張性を保持すること
「Oracle Cloud ERP」「Oracle Cloud EPM」を導入することで、アメーバ経営に必要な詳細データを補助元帳レベルで一元管理し、財務会計に必要なデータのみを総勘定元帳に連携できるという。
なお、ADX Consultingが導入を支援し、導入プロジェクトにともなう業務改善をグローウィン・パートナーズが支援している。
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