SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

Security Online Day 2023 春の陣

2023年3月14日(火)10:00~16:00

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine Press

PUMAが取り組むデジタルの重点テーマ:「ヘッドレスコマース」とは?

プーマ ジャパン 田伏菜穂子氏 インタビュー

 1948年設立。独ヘルツォゲンアウラッハに本社を置くPUMAは、世界120カ国以上でビジネスを展開するグローバルスポーツブランドとして知られる。常に“最速”を求めるアスリートに向けたプロダクト開発を通し、各競技に向けたプロダクトとともに、それぞれのスポーツにインスパイアされたライフスタイルプロダクトを提供するブランドだけあって、 週3・4回の新作の展開に対応しながら、最適なショッピング体験を提供するべくサイト改善を続けてきた。そのPUMAが重点的に取り組んできたテーマが「ヘッドレスコマース」である。フロントエンドとバックエンドを分離するシステムへの移行で何が実現できるのか。その狙いをPUMA JapanにてEコマース部門のトップを務める田伏菜穂子氏に訊いた。

ECサイト運営でも徹底している「Forever Faster」

プーマ ジャパン 株式会社 Eコマース本部長 田伏菜穂子氏
プーマ ジャパン 株式会社 Eコマース本部長 田伏菜穂子氏

──PUMA入社以前はどんな仕事をしてきたのでしょうか。ご経歴から聞かせて下さい。

 商社、外資系IT企業を経てファッション業界に転じました。移った当初は経営企画の仕事をしていたのですが、どうしてもEコマースをやりたくなって社内公募で部署を異動。その後は大規模日系SPA企業のECサイトから、外資系ラグジュアリーブランドのサイトの立ち上げまで一貫してECの仕事に携わってきました。PUMAに入社したのは2019年1月のことです。

──2019年の入社時は、PUMAとしてどんな方針でコマースサイトを運営していた時期なのでしょうか。その後のコロナ禍で方向性に変化はありましたか。

 私が入社したのは「モバイルファースト」を掲げ、新しいバージョンの導入を進めている時期でした。ちょうど今利用中のバージョン「SFRA(Store Front Reference Architecture)」の導入を進め、新しいアーキテクチャーに入れ替えようとしていました。コロナ禍以前からEコマースが担う役割、業務の優先順位は変わっていませんが、コロナ禍を経て、私たちEコマースへの経営からの期待は非常に高くなったと感じています。Eコマースはこれまで以上に会社の経営を支え、事業成長への貢献が求められる部門になりました。

──PUMAが今のデジタル戦略で最も重視していることは何でしょうか。

 私達がブランドミッションとして掲げているメッセージは、「Forever Faster」です。“速さを求める”アスリートに向けたプロダクト開発を通して、世界で最も速いブランドになるという思いが込められています。この言葉を大切にしつつ、会社全体でお客様に常にスピーディに対応するようにしています。例えば商品開発は常に最速を求めるアスリートたちの期待に応えることを重視し、同様に私たちの部署もお客様にスピーディにサービスを提供することを重視しています。私たちのデジタル戦略において最近注力してきたのがサイトのスピードを速くすること、そしてお客様に新しい機能を早く提供することです。2022年は「API連携によるヘッドレスコマースへの移行」の年として、アーキテクチャーの変革に取り組んできました。また、ショッピングアプリのリリースを控えています。

──ヘッドレスコマースに取り組んできたわけですね。

 現在はテスト段階で、前年の基本構想策定を経て、日本側で本格的に取り組み始めたのは2022年春の要件定義からです。前回のSFRA導入は約4カ月で完了しましたが、今回はアーキテクチャーが変わります。その分、少し時間がかかるものの、プロジェクトは順調に進んでいます。

次のページ
ヘッドレスコマースのメリットは「スピードと柔軟性」

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
EnterpriseZine Press連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

冨永 裕子(トミナガ ユウコ)

 IT調査会社(ITR、IDC Japan)で、エンタープライズIT分野におけるソフトウエアの調査プロジェクトを担当する。その傍らITコンサルタントとして、ユーザー企業を対象としたITマネジメント領域を中心としたコンサルティングプロジェクトを経験。現在はフリーランスのITアナリスト兼ITコンサルタン...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/16917 2022/11/30 09:00

Job Board

PR

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

2023年3月14日(火)10:00~16:00

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング