基幹システムパッケージの「SAP ERP Central Component 6.0(ECC 6.0)」は、2027年末に標準保守期限が終了予定となっており、多くのユーザー企業にとって「2027年問題」とも呼ばれる課題となっている。「SAP S/4HANA」への移行も進んでいるが、対応するSAPコンサルタントには限りがあり、移行コストも高くなる傾向にある。特に、グローバルに多くの拠点を展開しているグループ企業全体の移行が2027年に間に合わないとも言われており、「二層ERP」という選択肢をとる企業も見受けられる。そこで、長きにわたってSAP導入を支援してきた経験をもち、海外拠点向けクラウド型会計・ERPサービス「multibook」を提供するマルチブック 取締役 CPO 福井和男氏に、「2027年問題」対応のポイントを聞いた。
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森 英信(モリ ヒデノブ)
就職情報誌やMac雑誌の編集業務、モバイルコンテンツ制作会社勤務を経て、2005年に編集プロダクション業務とWebシステム開発事業を展開する会社・アンジーを創業した。編集プロダクション業務では、日本語と英語でのテック関連事例や海外スタートアップのインタビュー、イベントレポートなどの企画・取材・執筆・...
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岡本 拓也(編集部)(オカモト タクヤ)
1993年福岡県生まれ。京都外国語大学イタリア語学科卒業。ニュースサイトの編集、システム開発、ライターなどを経験し、2020年株式会社翔泳社に入社。ITリーダー向け専門メディア『EnterpriseZine』の編集・企画・運営に携わる。2023年4月、EnterpriseZine編集長就任。
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