サイバー領域におけるサプライチェーン攻撃による被害は年々深刻化していることから、発注元における対策の取り組みは日々進んで来てはいる。しかし、セキュリティ対策の強化が求められる委託先などに対しては、負担の重さや責任の不明瞭さから、対策への情報が十分ではないように見受けられる。ここでは、「Security Online Day 2023 春の陣」にて開催された、サイバーディフェンス研究所の専務理事/上級分析官である名和利男氏のセッション「委託先や供給者の当事者観点から見る『サプライチェーン攻撃』」から、現実的で有効性の高いサプライチェーン攻撃対策を探る。
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吉澤 亨史(ヨシザワ コウジ)
元自動車整備士。整備工場やガソリンスタンド所長などを経て、1996年にフリーランスライターとして独立。以後、雑誌やWebを中心に執筆活動を行う。パソコン、周辺機器、ソフトウェア、携帯電話、セキュリティ、エンタープライズ系など幅広い分野に対応。
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