「3層モデル」で全国2万4000局のセキュリティ対策を──CISOが語る日本郵政グループの戦略とは
閉域網と外部をセキュアにつなぐ“SASE”システム構築を目指して
日本郵政グループは、全国2万4000局の郵便局と40万人に及ぶ従業員を擁し、郵便から金融、保険まで多角的な事業を展開する企業である。この巨大組織の情報セキュリティはどのように確保されているのか。日本郵政の常務執行役であり、同グループのCISO(最高情報セキュリティ責任者)も兼任する正村勉氏が、2023年9月に開催された「Security Online Day 秋の陣」に登壇し、取り組みを語った。
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京部康男 (編集部)(キョウベヤスオ)
ライター兼エディター。翔泳社EnterpriseZineには業務委託として関わる。翔泳社在籍時には各種イベントの立ち上げやメディア、書籍、イベントに関わってきた。現在は、EnterpriseZineをメインにした取材編集活動、フリーランスとして企業のWeb記事作成、企業出版の支援などもおこなっている。 ...
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