企業経営にとって欠かせない存在であるERP(基幹システム)。その代表格といえば、SAPを思い浮かべる人も多いだろう。ドイツに本社を置き、130ヵ国以上に拠点を置くグローバル企業の同社は、2010年代以降、システム開発・導入の方針として「Fit to Standard」「Keep the Core Clean」を掲げてクライアント企業のDXを推進している。名だたる企業のDX戦略に携わってきたSAPは、技術革新が加速する激動の環境下で変革を実現するために何を重視しているのか。SAPジャパン バイスプレジデント Enterprise Cloud事業統括の稲垣利明氏に、テックタッチ代表取締役CEO 井無田仲氏が話を聞いた。
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井無田 仲(イムタ ナカ)
テックタッチ株式会社 代表取締役慶應義塾大学法学部、コロンビア大学MBA卒
2003年から2011年までドイツ証券、新生銀行にて企業の資金調達/M&A助言業務に従事後、ユナイテッド社で事業責任者、米国子会社代表などを歴任し大規模サービスの開発・グロースなどを手がける。「ITリテラシーがいらなくなる...※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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中釜 由起子(ナカガマ ユキコ)
テックタッチ株式会社 Head of PR中央大学法学部卒。2005年から2019年まで朝日新聞社で記者・新規事業担当、「telling,」創刊編集長などを務める。株式会社ジーニーで広報・ブランディング・マーケティング等の責任者を経て2023年にテックタッチへ。日本のDX推進をアシストするシステム利...
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