ANAのCSIRTリーダーが見据える、2025年に向けた新たなセキュリティ組織の課題と役割とは?
ASY-CSIRT設立から十余年、新たに見えた課題とANAグループの挑戦
2013年に、ANAグループのセキュリティ対応チームとして設立された「ASY-CSIRT」。グループ会社のANAシステムズによって運営されており、ANAおよびANAグループが提供する情報システムやサービスを顧客が安心して利用できるよう、情報セキュリティ事故の未然防止やインシデント対応に取り組んでいる。日本でもセキュリティの重要性が高まり、多くの企業がCSIRTを設立した。しかし、「設立したものの上手く機能していない」「そもそもセキュリティ人材が足りない、採用・育成できない」など、運用面で課題を抱えている場合が多い。そこで、ASY-CSIRTの設立者であり、交通ISACの事務局長を務めた経歴も持つ阿部恭一氏に、日本企業のセキュリティ組織が抱える課題と対策、2025年に向けてCSIRTが果たすべき役割について話を伺った。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
森 英信(モリ ヒデノブ)
就職情報誌やMac雑誌の編集業務、モバイルコンテンツ制作会社勤務を経て、2005年に編集プロダクション業務とWebシステム開発事業を展開する会社・アンジーを創業した。編集プロダクション業務では、日本語と英語でのテック関連事例や海外スタートアップのインタビュー、イベントレポートなどの企画・取材・執筆・...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア