SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Data Tech 2024

2024年11月21日(木)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

EnterpriseZineニュース

17%の企業がコールセンター業務で既に生成AI導入・運用を開始、大企業は21%──NICE調査

 ナイスジャパン(以下、NICE)は2024年8月2日、同社が実施したコンタクトセンターCX調査結果を発表した。

調査結果

企業のAI活用状況

 企業のコールセンター業務における生成AIの導入状況において、既に導入・運用している企業は全体で17%で、大企業においてはその傾向はより高く、21%となった。運用はまだ始めていないまでも導入を進めている企業を含めると、半数がAI活用に既に着手しているとわかった。また、既に導入している企業によると、生成AIの導入効果は「コスト削減」が最も高く、続いて「正答率の向上」「オペレーターの負荷軽減」などがあげられている。

画像を説明するテキストなくても可
クリックすると拡大します
画像を説明するテキストなくても可
クリックすると拡大します
経年のトレンド

 問い合わせチャネルの変化について、「WebサイトのQ&A閲覧」が増えている一方で、実際に店舗へ行く機会が増えた影響で「店頭での問い合わせ」も増加している。

画像を説明するテキストなくても可
クリックすると拡大します
企業の意識と消費者の意識の比較

 9割の消費者が「WebサイトのQ&A閲覧」の利用を希望する中、それらを提供している企業は6割だった。また、ChatGPTに関しては全体で6割の企業が「利用したい」意向で、大企業でその傾向はより顕著で、76%となった。

画像を説明するテキストなくても可
クリックすると拡大します
問い合わせプロセス・チャネル

 昨年と比較して問い合わせの前に自分で調べる人がさらに増え(94.4%から95.2%)、疑問点が解決しなかった場合にあきらめると回答した人が約3割から約4割に増加した。加えて、「他社製品への乗り換え」も購入後に顕著で20%から24.8%に増加している。

画像を説明するテキストなくても可
クリックすると拡大します
画像を説明するテキストなくても可
クリックすると拡大します

調査概要

  • 対象者:過去1年以内に、商品/サービスに関してFAQ閲覧、あるいはコンタクトセンターに問い合わせの経験がある消費者。コンタクトセンター機能を管理・運用部署に勤務、かつ顧客対応方針の検討・決定、管理に関与している企業(勤務企業/官公庁の従業員数50人以上で、1日2件以上の問い合わせがあること)
  • 回答方法:インターネット(Web)アンケート方式
  • 実査期間:2024年6月18日(火)~20日(木)
  • 有効回答数:消費者250サンプル(スクリーニング調査時1,218サンプル)、企業250サンプル(スクリーニング調査時3,459サンプル)

【関連記事】
消費者の約半数、疑問が解消しない場合は商品を利用しないか問い合わせを諦める傾向──NICE調査
ソフトバンク、生成AIの活用でコールセンター業務の自動化を加速 顧客の待ち時間短縮と対応の均質化へ
日立、トヨタの次世代コールセンター実現を支援 通話内容テキストを自動要約

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/20161 2024/08/02 18:10

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング