世界中でIFRSをめぐる動きが活発化している中で、我が国は上場企業におけるIFRS導入を明言するとともに、会計基準としてIFRSの採用を検討中である。様々な目的を持つ企業が存在する中で、IFRSの導入は果たして、企業にとってのメリットとなりえるのだろうか。ここでは、IFRS導入のメリットを探るとともに、導入メリットをあまり受けない企業におけるIFRS導入の影響とその対処法、及び、インパクトが大きいとされる個別財務諸表に対してのIFRS導入の必要性を考察する。
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高橋 正晴(タカハシ マサハル)
慶応義塾大学環境情報学部卒。税理士事務所勤務を経て、中堅・中小企業向け国産ERPパッケー
ジのシステムベンダーに入社。販売管理や会計管理のシステム設計と中堅・中小企業に対するシステムコンサルティングを担当。2004年に税理士登録。2009年にシステムベンダーを退社後、都内で税理士事務所を開業し、現在に至る...※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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