2025年3月25日、マルチブックは、ゲオホールディングス(以下、ゲオHD)のアメリカ拠点において「multibook」が採用されたことを発表した。
ゲオHDは、2018年よりグローバル展開を本格化しており、アメリカや台湾、マレーシア、タイにおいて「2nd STREET」を100店舗以上展開している。今回アメリカ拠点において、43店舗における伝票処理の効率化、本社統制の強化などを目的としてmultibookを採用したという。
導入のポイント
- シェアードサービス構築に最適なグローバル統合システム:クラウドサービスであるため導入や運用の負担を軽減でき、海外複数拠点でのシステムの標準化や横展開のしやすさ、経営管理の効率化が期待された
- 海外拠点管理に必要な機能の網羅性:会計機能に加えて、固定資産管理やリース資産管理を備えており、外貨対応、IFRS16号にも対応している点が評価された
- データ管理の強み:店舗ごとの伝票を区別・分析できる部門別財務諸表機能を備え、事業拡大にともなうトランザクションの増加にも対応できる点
- 多言語サポート:多言語対応のサポート体制により、スムーズな導入・運用を実現できる点
今後ゲオHDでは国内外を問わず、グループ全体の資金・決算・税務を一元的に対応する方針だとして、タイやマレーシア、台湾、シンガポール、香港、ベトナムなどの海外子会社や日本国内、新たな進出国においてもmultibookの導入を計画しているという。
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