インドを本拠地とする大手ソリューションプロバイダーであるSarvは、インド全土のミッションクリティカルなアプリケーションや企業、数百万人のエンドユーザーを支える基盤として、Akamai Technologies(以下、Akamai)が提供する「Akamai Cloud」を活用していると発表した。
拡大を続けるSarvのAIポートフォリオを支えるべく、よりコスト効率とスケーラビリティに優れたインフラ基盤を求めた結果、重要なワークロードをAkamai Cloudに移行したという。なお、この環境はCloudMinister Technologiesによって管理され、継続的に最適化されており、現在はAIを活用した各種公共サービス、緊急対応プラットフォーム、サイバーセキュリティアプリケーション、企業向けコラボレーションソリューションを支えているとのことだ。
Sarvは現在、緊急対応プラットフォームの「DeepCall」、サイバー犯罪防止ソリューションの「Naam」、AI搭載チャットボットの「Kar Saathi」のほか、インド全土で50万人以上が利用する企業向けコラボレーションスイートの「Sarv Workspace」および「Sarv Drive」など、Akamai Cloud上で複数の大規模プラットフォームを運用しているという。
- DeepCall:Akamaiのコンピューティング、NVIDIA RTX PRO 6000 Blackwell GPU、高性能ストレージを活用し、約1億件の通話を処理するとともに、AIによる音声生体認証、音声テキスト変換(STT)、会話分析を使用して、1日あたり550万件を超える重大な緊急通報を分析している
- Sarvの会話型AIスタック:STT、音声合成(TTS)、言語識別、AIエージェントなどで構成され、Akamaiのインフラ上で稼働しているとのこと。応答時間は最短400ミリ秒で、STTとTTSのレイテンシーは50~90ミリ秒
- Naam:AkamaiのコンピューティングとObject Storageを活用して、1日あたり約7,000件の不正な電話番号や悪性のWebサイトを特定、ブロックしているとのこと。これにより、2億2,000万人を超える通信サービス加入者をサイバー詐欺やフィッシングの脅威から保護
【関連記事】
・Cloudflare、Wizとの統合でユーザーのAIガバナンス/AIセキュリティを支援へ
・Fastlyとラ・リーガ、試合配信の不正ストリーミング対策に向け技術ソリューション開発へ
・トラフィック管理からAIセキュリティまで──F5が進める、統合プラットフォームによる「統制・保護・運用」の三位一体強化
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア
