Rubrikは、AIエージェントのアクセス権限を管理および制御するAI搭載の新たなソリューション「Rubrik Agent Identity」を発表した。
同ソリューションは、企業のAIエージェント導入におけるアクセス権限の適切な管理を実現するもの。AIを活用して実行中のすべてのAIエージェントとモデルコンテキストプロトコル(MCP)をリアルタイムで監視するとともに、ツールの呼び出しごとに必要最小限のアクセス権限(Just-in-Time権限)を付与することで、AIエージェントのアイデンティティに起因する運用上のセキュリティリスクを低減するという。加えて、ツールの呼び出しごとに対象を限定した短時間のみ有効なトークンを発行することで、操作が実行される前に実行時のアクセス権限を検証できるようになったとしている。
Rubrik Zero Labsの調査によると、世界のITおよびセキュリティリーダーの86%(日本:83%)は、今後1年以内にAIエージェントの急増が自社のセキュリティガードレールを上回ると予測。一方、自社の環境で動作するエージェントを完全に監視できていると回答したのは、わずか23%(日本:38%)にとどまる結果となった。
Rubrik Agent Cloudプラットフォームの拡張機能として提供されるRubrik Agent Identityは、AIエージェントのライフサイクル全体を通じて、ガバナンス・制御・証明を一体化したモデルを構築するとしている。Rubrikが提供するAIガバナンスエンジン「SAGE」と連携して、Rubrik Agent Cloudに以下の4つの主要な機能を提供するとのことだ。
- エージェントの可観測性(Agent Observability):実行時にすべてのAIエージェントとMCPを監視および可視化する
- エージェントのアイデンティティ(Agent Identity):AIを活用し、ツールの呼び出しごとにアクセス権限を制御する
- エージェントのランタイムセキュリティ(Agent Runtime Security):SAGEの意図駆動型ガバナンスによりポリシーを適用し、AIエージェントのエラーをリアルタイムで検知する
- エージェントの巻き戻し(Agent Rewind):AIエージェントの誤作動を元に戻す
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さらに同ソリューションは、OktaおよびMicrosoft Entra IDと連携し、新たなディレクトリを構築することなく、既存の企業のアイデンティティ基盤を自律的に動作するAIエージェントにも拡張して適用できるという。MCPゲートウェイは、企業全体のすべてのAPIベースのリソースおよびMCPリソースに対し、統一されたセキュリティチェックポイントを提供するとしている。
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