進化を続ける先進的な Lotus の特徴
Lotus Notes/Dominoのマイグレーションをサポートし、15年以上Lotus Notes/Dominoを中心としたLotusのビジネスに携わっている株式会社CSKシステムズの村上英紀氏は、「過去の資産をそのまま継続して利用できる」ことこそがユーザーからよく聞く一番の魅力だと語る。
また、村上氏は「我々自身も、15年前に作ったデータベースを今でも使っています。そんな製品は他にはまずないのではないでしょうか。しかし一方で、Lotus Notes/Dominoは変わっていない、というのもよく聞く言葉です。しかしLotus Notes/Domino自身、進化を続けていますし、Lotus ConnectionsやLotus Quickrなど、新しい製品も登場してきている。今回のイベントは、そうした新たな潮流をきちんとお伝えする非常にいい機会」と語る。
IT基盤の構築や業務システムの連携といったLotus Notes/Dominoソリューションを提供している株式会社PFUの紺谷保夫氏も、「我々も長くLotus Notes/Dominoと関わっていますが、今では1対1のコミュニケーションに特化した機能も出てきています。従来の機能だけでなく、こうした特徴もうまくアピールしていきたい」と語り、先進的なLotusの特徴を強調する。
自社内のLotus Notes/Domino活用事例をベースに、プラスアルファのLotus Notes/Domino利用法までを併せて提供しているリコージャパン株式会社の瀬戸良彦氏は、Lotusは「古い?」という評価を受けることもある点について、「確かにずっとLotus Notes/Dominoを使っているお客様は、そのメリットがよく分からなくなってきているという現状がある」とLotus製品の魅力がユーザーに十分に伝わり切れていない状況を指摘。
その上で「ユーザーは、Lotus Notes/Dominoに馴染んでしまったために、逆にその進化が見えにくくなっている。バージョンアップやマイグレーションのしやすさなど、我々が伝えきれていないことはまだまだある」と語る。
Lotus の魅力が十分に伝わり切れていない
また、Lotus製品のソリューションベンダーとしての活動が13年目を迎える、株式会社大塚商会の丸山義夫氏は、近年メール依存型のユーザーが非常に増えていると指摘する。しかし、こうしたメール依存の情報共有のあり方も、SNS機能なども併せ持つLotus Notes/Dominoですべて解決できると言う。
さらに、丸山氏は、ベンダー側がLotus Notes/Dominoの可能性について、ユーザーにきちんとした提案ができていないという反省点があると指摘。
「現在、本当に悩まれているのはLotus Notes/Dominoのことをご存じない新規のお客様です。今回のイベントでは、そうした皆様に対しても、我々はLotusとお客様との“ハブ”として、Lotus Notes/DominoやLotus製品群の競合優位性を強烈にメッセージングしていきたい」と丸山氏は強調した。
上述したパートナーとは立場が異なり、Lotus Notes/Dominoの開発者向けの支援ツールを提供しているのが、チームスタジオジャパン株式会社だ。
チームスタジオジャパンの林ゆうこ氏は、「我々のお客様はLotus Notes/Dominoの開発されている方たちで、システムの移行期においては、今後もLotus Notes/Dominoを使い続けることを社内に納得させるための情報収集をされているようです。現場の方々には、今まで使っていたものをそのまま継続して活用していきたいという希望がとても多い。その時に我々は、消去法ではなく、Lotus Notes/Dominoを使い続けることで、企業としてこんな新しいことができるという提案を技術者の側からできるような情報をご提供したいと考えています。Lotus Notes/Dominoに付随するところで、実はこんなこともできますよとか、これで効率化を図ることができますよということも、ご紹介できれば」とLotus Notes/Dominoの有用性とイベントの意気込みを強く語った。(次ページへ続く)
「Lotus Knows EXPO 2010」10月21日(木)東京開催、10月26日(火)大阪開催
イベント詳細URL※ : http://www.seminar.jp/LKE2010/13/
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「Lotus Knows EXPO 2010」の参加お申し込みには、下記7ケタの「ご案内コード」をご入力いただく必要がございますのでご注意ください。★お客様のご案内コード:9000013