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新たなスタートを切ったsinsai.info/オープンなコラボレーションを被災地とも

Ushahidiからのビデオレター

続いて、Ushahidiのリーダーであるパトリック・メイヤー(Patrick Meier)氏からビデオレターが上映された。

Ushahidiのリーダーであるパトリック・メイヤーからはビデオメッセージが寄せられた

メイヤー氏は、sinsai.infoの活動を「クライシス・マッピングの模範、見習うべきお手本」とし、「ボランティアによってこんなことができるのかと感動しました」と賞賛。さらにメンバーに対して「みなさんは世界を変えている。信念を持って前進してください」と激励した。

Ushahidiの実績としては、ハイチ地震(2010年1月)におけるクライシスマッピングがよく知られているが、それでも2カ月で3000のインシデントが報告されたという規模で、今回はインシデント数でもアクセス数でも「かつてないリアルタイムのクライシス・マッピングが実現されている」(メイヤー氏)という。

また、2010年だけでUshahidiは全世界10地域に展開しており、「ライブマップによる新しい動きが世界中ではじまっている」(メイヤー氏)。今年に入ってからもリビア騒乱のライブマップが、国連機関の委託で運用されている(現在のインシデント数は約2000)。

なお、メイヤー氏は31日にパシフィコ横浜で開催されるオープンフォーラム「The Power of Collaboration in Crisis」のために来日することになっている。このフォーラムはThe Linux Foundationが主催する「LinuxCon Japan 2011」の一環として開催される。

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被災地とのコラボレーションが必要

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毛利勝久(モウリカツヒサ)

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