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西脇資哲のEVANGELIST A GO! GO!

コントローラを捨てろ、そこからすべてがはじまる

#14


あなたのカラダがコントローラ、という発想

 Kinectの特徴は「カラダまるごとコントローラ」。つまり、厳密な言い方をするならば、Kinectはコントローラではなく、カラダがコントローラとなって、その動きを読み取るものなのである。

 たとえば、「ダンスゲーム」の場合は、画面上のキャラクターを踊らせるのではなく、「あなたが踊る」のである。スポーツゲームの場合は画面上の選手を走らせるのではなく、「あなたが走る」のである。ファミリーゲームではしゃべるセリフを選ぶのではなく、「あなたがしゃべる」のである。

 もう、コントローラは捨てる時代なのである。あなたがコントローラであり、あなたがゲームの世界の中の主人公なのである。遅かれ早かれ、コントローラを持ち続けて踊ったり、操作をしたりするという行為は、微笑ましい過去の思い出となるだろう。

 このKinectを使ったゲーム機Xbox360、そして登場しているゲームも魅力的ではあるが、吾輩はもうひとつの魅力を感じている。このキネクトはUSB機器なのだ。しかも、Xbox360はパソコンに非常に近い。つまり、キネクトはパソコンにつながるのである。これはマイクロソフトも認めている使い方なのである。

 ということは、PowerPointのスライドをめくるのだって、カラダで操作できるということである。もしかしたら、ログインだってカラダで操作できるかも知れないし、ウインドウを閉じるのもカラダで、メニューを選んでファイルを保存するのもカラダでするかもしれない。しないだろうか。しないだろう。マウスの方がいいかもしれない。いいに決まっている。

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パソコンにおけるカラダ活用事例

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この記事の著者

西脇 資哲(ニシワキ モトアキ)

マイクロソフト株式会社 テクニカル・ソリューション・エバンジェリスト。 IT業界屈指のカリスマプレゼンター/デモンストレーター。日本オラクルで10年以上製品のマーケティングを担当。基本的にインターネット関連製品に軸足を置いている。パッケージソフトウェア開発経験、ISP起業経験あり。特技は弁当解説。趣味はカレー。日々のつぶやきはこちら https://twitter.com/waki

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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