エバンジェリストたるもの、自分が接する機器は完璧に操ることができなければならない。新しいスマートフォンであるWindows Phoneしかり、iPadやiPhoneしかり、デジカメしかり、マウスしかり、テレビしかり、炊飯器しかり。しかし、時にはその機器は吾輩の意志に反して思い通りにならないことも多い。そう、炊飯器がお焦げを作るように…
『エバンジェリスト養成講座 究極のプレゼンハック100』絶賛発売中!
機器あるところにコントローラあり
多くの場合、機器を操るためには、コントローラなるものが必要になる。パソコンで言うと、キーボードやマウスに相当するものである。たとえば、こんな最新テクノロジーのマウス。

動かす場所を選ばない優れた高額テクノロジー、否、光学テクノロジーをもったマイクロソフト製マウスである。
安い軽いマウスはいくらでもあるが、折りたたみができて(本当に平ぺったくなる)、これだけの精密なマウスはめずらしい。マウスコレクターである私の逸品である。
このマウスを操ることで、画面上のマウスカーソルなるものが動く。つまり画面上にある何かを動かしているに過ぎない。でも、それがパソコンというものなのである。
世界で最も早く売れた家電製品
では、ゲームはどうだろう。
ゲーム機器もやはりコントローラが命なのである。幸いにしてマイクロソフトのゲーム機にもワイヤレスでコントローラが存在する。定番コントローラはXbox360のコレである。

この定番コントローラはワイヤレスである。今やゲーム機もワイヤレスコントローラの時代なのである。このコントローラを使ってゲーム画面に表示されるキャラクターを操作するのである。
ところが、このコントローラ競争に大きな記録が生まれているのをご存じだろうか。そう、日本語で「キネクト」、英語表記で「Kinect」である。なんとこのコントローラはギネスブックに掲載されているのである。小ささではない、小さいとコントロールできない。軽さではない、決して軽くはない。安さでもない、確かにかなり安いが・・・。
キネクトのギネス記録―それは、「バカ売れ」なのである。とくに北米市場を中心として売れまくっている結果、「世界で最も早く売れた家電製品」としてギネスブックに掲載されているのである。炊飯器でもなければ、iPhoneでもない、Kinectなのである。

この記事は参考になりましたか?
- 西脇資哲のEVANGELIST A GO! GO!連載記事一覧
- この記事の著者
-
西脇 資哲(ニシワキ モトアキ)
マイクロソフト株式会社 テクニカル・ソリューション・エバンジェリスト。 IT業界屈指のカリスマプレゼンター/デモンストレーター。日本オラクルで10年以上製品のマーケティングを担当。基本的にインターネット関連製品に軸足を置いている。パッケージソフトウェア開発経験、ISP起業経験あり。特技は弁当解説。趣味はカレー。日々のつぶやきはこちら https://twitter.com/waki
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア