前回のMaker Faire Bay Area編では、「作りたいものを作る」というメイカー視点でモノづくりを捉えた。一方で、モノづくりを社会の発展や問題解決のために行うという視点もあり、これは「デザイン思考」というキーワードで語られることが増えている。そこで必ず引用される環境の一つが、スタンフォード大学のd.School だ。昨年邦訳された 『MAKE SPACE』 (阪急コミュニケーションズ刊)でも紹介されている、この環境づくりを自分の目で見たいと思い、今回のベイエリア視察でスケジュールに組み込んだ。ほぼ毎週金曜日開催される1時間のツアーに参加したので、その様子をレポートする。
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高野 元 (タカノ ハジメ)
創発計画株式会社 代表取締役 / サービス開発コンサルタントR&Dエンジニアとしてキャリアをスタートし、NECにてインターネット・サービス技術の研究開発に10年間従事。そのなかで、スタンフォード大学客員研究員としてシリコンバレーの息吹を体感。ビッグローブ事業部(現NECビッグローブ株式会社)...
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