前回まで都市機能の重点分野として環境、エネルギーや都市の社会資本やビルのスマート化について連載してきました。スマーター・シティーは、都市の複合的な問題に対して、それぞれの分野のスマート化だけではなく、各分野の情報を統合、連携することによって真価を発揮できます。最近話題のオープンデータもまずは各分野の情報が開示されてはじめて様々な分野で新しいアイデアによって活用されますが、それは統合・連携される情報ソースが開示されることの重要性に他なりません。今回は各分野の情報を統合して安心・安全な都市づくりを実践している世界の先進事例を紹介します。
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小林 誠士 (コバヤシ セイジ )
日本アイ・ビー・エム株式会社 スマーター・シティー事業 部長 社会インフラ事業開発担当。同社東京基礎研究所にて著作権保護技術の研究開発に従事後、オートノミック・コンピューティング等先進技術を活用した新規ビジネス開発推進部門やソフトウェア開発部門を歴任。2008年よりクラウド・コンピューティング事業の...
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