「スマート化する都市」連載一覧
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2013/07/29
オープンデータを活用した新たなビジネスモデルとは? オープンデータをめぐる国内外の動向を追う
2013年5月に第二次安倍内閣における新たなIT戦略案として公開された「世界最先端IT国家創造」宣言において「オープンデータの推進」が謳われ、同年6月に英国ロック・アーンで開催されたG8サミットにおける首脳宣言にもオープンデータ推進が盛り込まれるなど、国内外でオープンデータが注目を浴びています。オープンデータとは、公共性のあるデータを機械判読可能な形で公開し、営利・非営利を問わず利用・再利用可能にすることで新たな価値を創出していこうという考え方や取り組みのことです。オープンデータは、政府や自治体...
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2013/06/25
渋滞を低コストで解消するには?「スマートな交通」と「つながるクルマ」の未来
これまで、クルマが引き起こす社会問題は交通事故の予防、渋滞解消、環境への負荷低減を目的として、人の移動を規制・制限することで対策が取られてきました。しかし本来あるべきは、移動の喜び・楽しみ、個人の嗜好にあった移動手段の選択の自由、利便性、安心・安全性が同時に叶えられ、持続可能な施策となることです。情報通信技術を用いてこれを実現できないでしょうか?今回は、都市において重要な機能である「次世代交通システム」と世界の先進的な「スマートな交通」事例をご紹介します。
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2013/05/31
リオデジャネイロ市、米サンライフ・スタジアムのスマート化を支えるオペレーションセンター
前回まで都市機能の重点分野として環境、エネルギーや都市の社会資本やビルのスマート化について連載してきました。スマーター・シティーは、都市の複合的な問題に対して、それぞれの分野のスマート化だけではなく、各分野の情報を統合、連携することによって真価を発揮できます。最近話題のオープンデータもまずは各分野の情報が開示されてはじめて様々な分野で新しいアイデアによって活用されますが、それは統合・連携される情報ソースが開示されることの重要性に他なりません。今回は各分野の情報を統合して安心・安全な都市づくりを実...
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2013/04/08
キーワードは“ライフサイクル” スマートシティーを実現するために重要な「エンタープライズ・アセット・マネジメント」の考え方
今回は、スマートシティーを実現するための重要なソリューションのひとつである「エンタープライズ・アセット・マネジメント」(EAM:Enterprise Asset Management)の考え方と、建物や施設にフォーカスした新しい市場領域である「スマーター・ビルディング」についてご紹介します。
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2012/12/26
スマート・グリッドは“ビッグデータの活用”そのもの-拡がるエネルギー管理のパラダイムシフト
今回はスマーター・シティーの重点領域の1つである「環境」と「エネルギー」分野について考えていきます。特にこの分野においてITがどのような役割を担うか、先進的な事例から見える将来像とすでに拡がりつつある新しいエネルギー管理の取り組みにについて紹介します。
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2012/11/22
世界中の都市をスマートにするIBMの取り組み「スマーター・シティー」とは?
皆さま、こんにちは。IBMでスマーター・シティー事業の責任者をしています、吉崎 敏文です。IBMでは、社長直属の組織としてスマーター・シティー事業を設置し、より良いまちづくりを実現すべく取り組まれている、政府・地方自治体・企業・教育機関や医療機関、市民のみなさまのご支援をしております。今回から全6回にわたり、IBMのスマーター・シティーの取り組みについて各分野のエキスパートからご紹介していきます。第一回目の今回は、IBMのスマーター・シティーの全体の取り組みをIBMの強みと合わせてご紹介します。...