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ビッグデータ社会のプライバシー問題

“アカウンタビリティの欠如“が日本企業を炎上に導く--プライバシー保護はフレームワークを使って考える

■第11回


 定型的な取り扱い義務の定められている個人情報と違って、プライバシーは、相手との関係や背景や状況などの“コンテキスト”によって、対応を考える必要がある。このとき、プライバシー保護の基本に立ち返って、原則やフレームワークを活 用してバランスよく取り組むことが有効である。今回は、最も基本となる原則「OECDプライバシー8原則」と、ビッグデータビジネスを考慮する上で重要な「ISO/IEC 29100:プライバシーフレームワーク」を中心に解説する。

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この記事の著者

小林 慎太郎(コバヤシ シンタロウ)

株式会社野村総合研究所 ICT・メディア産業コンサルティング部 兼 未来創発センター 上級コンサルタント専門はICT公共政策・経営。官公庁や情報・通信業界における調査・コンサル ティングに従事。情報流通が活発でありながら、みんなが安心して暮らせる社会にするための仕組みを探求している。著書に『パーソナルデータの教科書~個人情報保護からプライバシー保護へとルールが変わる~』(日経BP)がある。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://enterprisezine.jp/article/detail/5865 2014/06/02 10:52

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