データに関する記事とニュース
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2017/04/20
どうなるマイナンバーカード、東京五輪が普及の鍵となるか?
皆さんはマイナンバーカードを既に取得しただろうか。さんざんマイナンバー、マイナンバーカードに関する取材をして記事を書いているにもかかわらず、私はまだマイナンバーカードを取得していない。取得していないのは、マイナンバーカードを持ち歩くのが危険だと懸念しているからではない。住基カードの電子証明書の更新をしたばかりで有効期限がまだかなりあったことと、当初のマイナンバーカード申請手続きの混乱で、取得にかなり時間がかかる状況もあり申請するタイミングを逸してしまったのだ。来年の確定申告時にはマイナンバーカ...
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2016/11/15
GDPR、改正個人情報保護法…グローバル企業に求められる個人情報の活用と保護の要点
グローバル企業において、EUの一般データ保護規則(GDPR)と日本の改正個人情報保護法は経営に関わる関心事項となっている。2016年9月27日に開催した「Security Online Day 2016」において、デロイトトーマツリスクサービス株式会社 サイバーリスクサービス パートナーの北野晴人氏が要点と対策について詳しく解説した。
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2016/10/31
待ったなしのEU一般データ保護規則、適用対象になるのはどんなケース?どのように進めるべき?
2018年5月からEU内で一般データ保護規則が発効となる。もう2年を切ったところだ。個人情報を取り扱うグローバル企業はどう対応すればいいか。「Security Online Day2016」の特別講演においてPwCコンサルティング合同会社の門脇一史氏がポイントを解説した。
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2016/07/15
巨額の制裁金など厳しいEUデータ保護規則、グローバル展開する日本企業はどう対応すべきか?
7月14日、PwCコンサルティング合同会社およびPwCあらた有限責任監査法人はグローバルに事業展開する企業向けに個人情報保護対応支援サービスを提供開始すると発表した。個人情報について厳しいEUデータ保護規則など、各国の法規制に対応するための支援サービスとなる。
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2016/05/26
ブランドへの信頼?第三者認証?…事業者が実施するパーソナルデータの活用、ユーザーは何を信用すべきか?
アップルのように強力なブランド力を構築できる事業者は稀です。また、ブランドへの信頼というのは、しょせん事業者とユーザーの二者関係のあり方です。では、ブランドへの信頼がそれほど強くない事業者はどうすればいいのでしょうか。あるいは、事業者など信用できないというユーザーは何を頼ればいいのでしょうか。
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2016/04/19
テロ捜査への協力を拒否したアップル、なぜ評価された? データ・プロファイリングとブランドの関係
「私以外は私じゃない」はずなのに、その「私」のことを誰かが私自身よりよく知っている。それがデータ・プロファイリングの問題点だということは、前回の記事で紹介しました。では、それがいやな人はどうしたらいいのでしょうか。今回はデータ・プロファイリングとブランドの関係から、そのヒントを探っていきます。
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2016/03/09
あの企業は私よりも私のことを知っている――プロファイリングされた個人データの何が問題なのか?
「私」に関する情報を集積し、それを分析して、「私」がいかなる人物であるのかを解明することを、プロファイリングと呼びます。プロファイリングがこんなに盛んになり、その価値が意識されたのは、たかだかここ10年くらいのことに過ぎません。そうしたことに40代の半ばまでなじみのなかった筆者には、アマゾンやグーグルなどの海外の企業が私よりも私のことを知っており、集積されたデータが海の向こうで保存されているというのは、この上なく気持ち悪いと感じます。では、プロファイリングされた個人データのいったい何が問題とな...
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2015/12/22
CIOの共通の悩みを解決する、アクティフィオのデータ保護ソリューションとは?
企業のIT部門が共通して抱えている課題が、バックアップや災害対策をどうするかという問題だ。だが、バックアップを全くとっていない企業はいないだろう。バックアップで重要なのは、いま行っているバックアップで大事なデータが守られているのか、さらには災害などのトラブル時にもすぐに復旧ができるのかどうかだ。胸を張って「我が社は何も問題ない」と言えるCIOは少ないだろう。そんなバックアップや災害対策に対して、データ仮想化という新しいテクノロジーで解決策を提供しているのがアクティフィオだ。アクティフィオ ジャ...
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2015/12/15
個人番号カードってどんなものですか?
今年も12月に入った。マイナンバー通知カードがまだ手元に届いていない人がいる。さらには印刷漏れや配達トラブルなどの問題も発生している。とはいえ、今のところは予定通り2016年1月よりマイナンバーの利用が始まるということになっている。そんな中、政府が普及を推進しているのが「個人番号カード」だ。これは、従来の住民基本台帳カード(住基カード)に取って代わるもので、裏面にマイナンバーが記載されたカードだ。マイナンバーの将来的な活用範囲の広がりは、この個人番号カードの普及が前提ともいえる。新たに登場する...
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2015/12/07
OfficeとSharePointをコアに情報マネジメントを革新する-米AvePoint イーCEO
Microsoft SharePointにコンプライアンスやデータガバナンス機能を提供することでビジネスを拡大してきたAvePoint(アブポイント)。すでに全世界で14,000の企業や組織、300万のOffice 365ユーザーに対し、コンテンツおよびコラボレーションプラットフォームのガバナンス強化とリスク軽減ソリューションを提供している。同社の共同創業者で製品戦略と開発の責任者でもあるCEO テン・イー氏に、クラウド時代のコンテンツコラボレーションとリスク管理について話を訊いた。
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2015/11/19
国民ID制度の先行国に学ぶ、マイナンバー対策の勘所―韓国ペンタセキュリティ キム・ドクスCTOが解説
「住民登録番号制度」と呼ばれる国民皆ID制度を、すでに半世紀近くも運用し続けていると同時に、大規模な個人情報漏えい事故も数多く経験してきた韓国。そんな同国のセキュリティ専門家の目に、日本のマイナンバー制度はどう映るのだろうか?「Security Online Day 2015」の特別講演では、韓国のセキュリティベンダーであるペンタセキュリティシステムでCTOを務めるキム・ドクス氏が、韓国との対比を交えながらマイナンバー制度のセキュリティについて解説した。
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2015/10/19
特権IDが生み出す3つの危険な状態とは?アクセス管理のあるべき姿はミニマム×ワンタイム×モニタリング
企業システムで脅威となるのは外部からの攻撃だけではなく内部にもある。内部不正に有効な手段は「適切なアクセス管理」だ。ここでネックになるのはシステムに絶対的な権限を持つ特権IDの運用だ。万能な特権IDの使い方を誤れば致命的な事態にも発展しかねない。では、いかに対策すべきか。9月7日に開催した「Security Online Day 2015」に登壇した、NRIセキュアテクノロジーズ ソリューション事業本部 セキュリティコンサルタントの土屋亨氏は、「内部不正時代の特権IDアクセス管理」と題して講演...
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2015/10/14
割れ窓は経営責任――ラック最高技術責任者 西本逸郎氏が解説する「データ経営とサイバーセキュリティ」
「データ経営」や「ビッグデータの活用」といった、データを重視するビジネスの考え方が一般化するにつれ、情報を狙う犯罪組織やコンペティタなどの脅威に対する「サイバーセキュリティ」への関心も高まっている。はたしてこれまでの対策と何が違うのか。「Security Online Day 2015」の基調講演に登壇したセキュリティソリューションサービス事業を展開する株式会社ラック 取締役 最高技術責任者の西本逸郎氏が、近年のサイバー脅威を解説しつつ、次世代のデジタル社会を生き残る「セキュリティ対策」の考え...
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2015/10/09
マイナンバー導入でどうなる?ニッポンのセキュリティ、ニッポンの個人情報
去る9月7日、翔泳社主催のセキュリティカンファレンスSecurity Online Day 2015が行われました。大トリセッションとして登場したプライバシーフリークの会。これまで開催された「プライバシーフリークカフェ」とはうってかわって、今回のオーディエンスは、いわゆる「ビジネス層」のみなさん。若干アウェー感の漂う中、イベントのテーマに合わせて、マイナンバーとセキュリティの話にもっていこうとプライバシーフリークたちが次々と繰り出す話にどよめく会場。マイナンバーカードが社員証に使われる?いった...
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2015/10/08
マイナンバー対策はデータベースから―重要な情報はDBで管理せよ
いよいよマイナンバー法が施行され、マイナンバーの通知が始まる。早ければ10月半ば、遅くても11月中には皆さんの手元にもマイナンバー通知カードが届くだろう。さて、そんな時期となったわけだが、まだまだマイナンバーへの理解は進んでいるとは言えなさそうだ。各種報道などを見ていると、マイナンバーのことがよく分からないというアンケート結果がまだ半分くらいはあるようだ。理解も進んでいないので、漠然とした不安を抱いているというのが現実だ。
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2015/10/01
マイナンバーをベースに、個人情報が一元管理されるわけではない――内閣官房 向井治紀氏が講演
いよいよ、今月から国民への番号通知が始まり、2016年1月から利用が開始されるマイナンバー制度。この制度は、社会保障、税、災害対策の分野で、行政など複数の機関が保有する個人の情報が、同一人の情報であるかどうかを確認するために活用される仕組みだ。9月7日に開催した「Security Online Day 2015」の基調講演に登壇した内閣官房 社会保障改革担当室 審議官の向井治紀氏は、マイナンバー制度の概要や今後のロードマップなどを示すとともに、マイナンバーに対する国民の懸念点や企業の対応ポイン...
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2015/09/28
限られた時間で、グループ全体のマイナンバー管理をいかに実現すべきか?サッポログループ城戸氏が解説
いよいよ来月の10月から国民への番号通知が始まり、2016年1月から利用が開始されるマイナンバー制度。はたして、先行する企業は一体どのような対応状況なのか。サッポログループでは、グループ全体への導入に向けて今年2月にマイナンバー対応のプロジェクトを立ち上げ、現在も取り組みを進めている。9月7日に開催した「Security Online Day 2015」の特別講演に登壇したサッポログループマネジメント株式会社 グループ人事総務部の城戸寿弘氏は、同社のマイナンバー対応の取り組み状況や対応のポイン...
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2015/07/21
ネット遮断についての考察
年金機構のウイルス感染以来、感染したのでネット遮断、という対応が続いている。標的型攻撃によりウイルスに感染して、外部との通信が行われている場合、様々な情報が流出していることが考えられるので、さらなる感染を防ぐことと、外部への情報流出を防止するためにはネット遮断はやむを得ないという判断であろう。
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2015/07/07
マイナンバー対応はBPOで―日立と日立システムズが代行サービスを提供開始
日立製作所と日立システムズは、社会保障・税番号制度(マイナンバー制度)に対応する業務を代行する「マイナンバー対応BPO(Business Process Outsourcing)サービス」の販売を2015年7月7日から開始する。2015年10月1日から配布が始まるマイナンバー制度については、いまだ事業者の対応が整っていないとのアンケート調査結果も多い。自社内でマイナンバーを扱うために必要となる安全管理措置を完璧に実施するのは、中小企業などにとっては大きな負担と投資を強いることになりかねない。さ...
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2015/06/24
自分のことになるとつい警戒心が緩みがち――セキュリティオンライン週報コラム
「あなたの運命を占います」というサイト、最近ではFacebookで「あなたを○文字で表すと?」「あなたはこんな性格」などと診断ものをよく見かけます。こういうのはあやしいアプリと連携していたりするので、利用しないほうが無難です。でもね、なんですよね。どうしてなのでしょう。