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Data Tech 2024

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IoT時代にデータベースはここまで進化する!

DB OnlineDay2015開催!―ニッポンを強くする!データ活用の未来

日時:2015年3月13日(金)13:00-18:10 
場所:ベルサール神保町 
参加費:無料(
事前登録制)
→お申込みはこちらから

データを活用し人が介在したPDCAサイクルを効率的に回す仕組み

 流通業においても、IoTの実践は始まりつつある。たとえば小売店舗などへの顧客の来店状況はスマートフォンなどのモバイル端末を利用すればリアルタイムに把握できる。さらに、商品や陳列棚にセンサーやICタグを付けることで、どの商品をどのようなタイミングで顧客が手にしたかも分かる。また、ECサイトならば、サイト上のどの商品に検索要求が集まっているか、モバイル端末の画面ではどの表示を拡大して見ているのかなどの細かなデータもいまや簡単に収集できる。

 つまり、モバイル端末やセンサーなどを用いると、あらゆるところで顧客と企業がつながる。そして、顧客と企業の接点では、関係性を表すさまざまなデータをリアルタイムに収集できる。この顧客との関係性というビッグデータを利用し、マーケティングオートメーションやデジタルマーケティングと呼ばれる新たなマーケティング手法が実践されつつある。

 「いまや、データを用いてテストマーケティングを行わないと、流通業などでは競争に勝てません」と安永氏。テストマーケティングを行い、その結果を反映させたECサイトの画面を作る。さらには個人向けにカスタマイズしたダイレクトメールを送付するなど、新たなマーケティング・アクションを実践する。実践したアクションからさらにデータを収集し、それを再びフィードバックとして新たなアクションへ。

 テストマーケティングでターゲットをプロセス化(PPT1枚目)
テストマーケティングでターゲットをプロセス化

 アクションが上手くいったかどうかは、基本的にマーケターなどの「人」が判断する。このように今注目のマーケティングオートメーションの世界では、大量データを活用し判断の際には人が介在しながらデジタル技術を駆使してPDCAサイクルを回すことになる。このPDCAサイクルを回すことこそがIoTの本質。前出の製造業のセンサー活用やデータセンターの空調制御なども、実はこの人が介在するPDCAサイクルを回すという面では同様なものだと安永氏は言う。

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ビッグデータの処理で注目を集める機械学習技術

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この記事の著者

谷川 耕一(タニカワ コウイチ)

EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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