SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Data Tech 2024

2024年11月21日(木)オンライン開催

EnterpriseZine Day Special

2024年10月16日(火)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

DB Press(AD)

待ったなしのマイナンバー対応!いま企業が必要な対策とは何か?情報システムの影響範囲とデータベース対策

 社会保障・税番号制度、通称「マイナンバー制度」が、いよいよ今年10月から国民一人一人に番号通知が開始され、2016年1月からは運用が開始する。すべての企業は従業員のマイナンバーを収集しそれを適切に取り扱う必要がある。マイナンバー制度は企業システムにどのような影響を与え、今どのような具体的な対策を検討する必要があるのか――企業の情報システム対応の留意点や、マイナンバーを保管・管理するデータベースにおけるセキュリティの具体策について解説する。

企業のマイナンバー制度の対応で重要なのは「ログ管理」と「アクセス制御」

 社会保障・税番号制度、通称「マイナンバー制度」。2015年10月から国民一人一人に番号通知が開始され、2016年1月からは運用が開始する。支払調書や源泉徴収票への記載が必要となり、健康保険や年金などの社会保障制度の手続き書類などにも従業員および従業員家族のマイナンバーを記載しなければならない。

 今後、すべての企業は従業員のマイナンバーを収集しそれを適切に取り扱う必要がある。だが、多くの企業は具体的にどのようにマイナンバーに対処すればいいか、いまだ対応に苦慮しているのが実情だ。税務処理や社会保障関連事務の多くは、当然ながらIT化されている。マイナンバーを扱うITシステムをどのように改修し、どう運用すればいいのか。まだまだ具体的な運用マニュアルレベルにまでは落とし込めていないところが多い。

 企業がマイナンバー対応で取り組むべき内容を記した資料「特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドライン(事業者編)」が、2014年12月に内閣府から公開された。この中の「安全管理措置」部分に、実施すべき措置の検討手順が列挙されている(図1)。

 企業はこの資料に沿って準備をすることになる。対処すべき措置は組織的、物理的、技術的の3つに分類され、それぞれの観点から対応することになる。基本的な考え方は個人情報保護ガイドラインと同様だが、マイナンバーではより具体的にITシステム対応策が記述されている。

図1:情報システム対応の検討において留意すべき箇所

 制度実施を目前に控え、企業におけるセキュリティ対策に今改めて注目が集まっている。マイナンバーは社会保障や税などの情報が紐付いて一元的に管理される極めて秘匿性の高い個人情報だ。マイナンバーを含む個人情報は、「特定個人情報」とされ、企業においてもより厳しい管理体制が求められる。マイナンバー漏洩時の罰則規定も強化されるため、万全なセキュリティ対策が必要となる。

 そのため、外部からの侵入対策や重要情報の暗号化など、ベンダーはマイナンバーの重要性を説き、自社ソリューションを売り込む動きが活発となっている。いったいどんなツールを導入すれば適切にマイナンバー制度に対処できるのか、企業は頭を悩ませているところだろう。

 自社に欠けているところがあれば、これを機に強固な体制を築く必要があるだろう。とはいえ重要なのは、新たなセキュリティ対策ソリューションの導入ではない。マイナンバーは厳重な金庫に入れておけばそれでいいものではない。日々利用するものであり日常運用の中で適切に扱う方策が必要だ。

本記事の続きは、全文(無料PDF)ダウンロードいただけます!

待ったなしのマイナンバー対応

本資料(無料PDF)は、企業の情報システム対応の留意点や、マイナンバーを保管・管理するデータベースにおけるセキュリティのポイントや具体策について分かりやすく紹介した解説記事です。

ぜひ、本資料ダウンロードいただき、適切な企業のマイナンバー対応とセキュリティ対策に関する参考資料としてお役立てください。 

提供:日本アイ・ビー・エム / 取材協力:DB Online編集部

詳細&資料ダウンロードはこちら!

 

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
DB Press連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

谷川 耕一(タニカワ コウイチ)

EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/6818 2015/07/17 13:41

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング