多くのHadoopディストリビューションでは、その核とも言える分散ファイルシステムの部分はオープンソースのHDFSをそのまま利用しているものが多い。そんな中、マップアール・テクノロジーが提供している「MapR」では、ファイルシステムを独自開発しているのが特徴だ。現状のMapRは、1つのHadoopディストリビューションと言うよりは、さまざまな機能を追加したコンバージド・データ・プラットフォームとなっている。そして、このプラットフォームに新たに加わったのが「MapR Streams」だ。これはMQやJMS(Java Message Service)のようなメッセージブローカーであり、今後拡大が期待されるIoTに対応するために必須の機能でもある。MapR Streamsとはいったいどんなものなのか、さらにはMapRの今後の製品戦略について、マップアール・テクノロジーズの最高技術責任者で共同創設者でもあるM. C. スリバス氏に話を訊いた。
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谷川 耕一(タニカワ コウイチ)
EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...
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