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NTTデータGSLと日本マイクロソフト、Azureを利用したSAPソリューション移行サービスで協業

  2016/01/26 12:45

 NTTデータグローバルソリューションズ(NTTデータGSL)と日本マイクロソフトは、Microsoft Azureをクラウド基盤として活用した、SAPソリューションマイグレーションサービスで協業を行うことを発表した。

 発表によると、両社はすでに連携して活動しており、商用で本番稼働しているSAPソリューション移行としては日本初となる取り組みとして、「ESいい物件One」など、不動産市場向けのクラウドサービスを提供するいい生活(東京都港区)の基幹業務システムであるSAP ERPをAzureに移行した事例を公開した。この事例では、Azureの特性を活かしたシステム構成により、高い耐障害性と事業継続性を実現しているとしている。

 NTTデータGSLは、これまでさまざまな顧客環境のSAP ERPシステムを、クラウド基盤やフルアウトソーシングサービスへ、短期間で移行した実績とノウハウを保有しているという。また、日本マイクロソフトは、2014年6月にAzure上でのSAP ERP製品の稼働を正式サポートすることを発表して以降、NTTデータGSLを中心とするパートナー企業とSAP ERP製品のAzure上への移行に関して、Azureの強みを生かした具体的なソリューション開発を進めてきたという。

 特に、Oracle Databaseの利用企業への対応やディザスタリカバリ対策などへのニーズも増えてきている中、NTTデータGSLと日本マイクロソフトはこのマイグレーションサービスの提供を正式に開始するという。

 両社によるサービスの概要は次のとおり。

 ・Azureの特性を活かした移行及び運用ベストプラクティスの検証・開発・展開。

 ・SAPソリューションがどのデータベースを利用していても、Azure上に展開。ライセンス移管および、保守サービスの継続提供も可能。

 ・日本国内に東西2つのデータセンターリージョンおよびグローバル・ネットワークを持つAzureの特性を活かしたディザスタリカバリをクラウドサービスで提供するとともに、日本企業のニーズに合ったバックアップが提供可能。

 ・Azure Site Recovery(ASR)を活用した、オンプレミスからクラウドへのディザスタリカバリ設計を、今回SAPシステム構成に最適化し、ベストプラクティス化。

 ・システム監視には、NTTデータのオープンソース監視ソフトウェア「Hinemos」を採用。また、インシデント管理には、SAP社標準ソリューションである、SAP Solution Managerを活用し、新たなソフトウェアの構築を必要とすることなく運用プロセス効率化を実現。

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著者プロフィール

  • EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

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