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SUMIF関数を利用して、検索条件を満たす値を合計する方法を紹介します。
概要
以下のサンプルファイルのように、さまざまな要素が入り混じったデータのなかから、旅費交通費の合計を求めたい場合があると思います。

この場合、指定された合計範囲の中から検索条件にあうものをだけを合計する、SUMIF関数を利用することで問題を解決できます。
SUMIF(範囲,検索条件,合計範囲)
ここでは、B列の範囲のなかから「旅費交通費」を検索して、その条件に一致したC列の合計範囲から合計を求めます。
本稿では、SUMIF関数を利用して、検索条件を満たす値を合計する方法を紹介します。
操作手順
- サンプルファイル「sample.xls」を開きます。
- F2セルを選択して、数式バーの横の[関数の挿入]ボタンをクリックします。
- [関数の挿入]ダイアログボックスの[関数の種類]の中から「数学/三角」を選択します。
- [関数名]の一覧から「SUMIF」を選択して[OK]ボタンをクリックします。
- SUMIF関数の[範囲]の引数にはB2 からB11 までのセル範囲を指定します。
- [検索条件]ボックスには、旅費交通費を求めるので、直接"旅費交通費"と入力するか、その値が入ったセル(E2)を選択します。
- [合計範囲]ボックスは、C2 からC11までの金額データ範囲を指定して、[OK]ボタンをクリックします。
- 検索条件に満たした値の合計が求められました。
F2セルの数式は以下の通りです。
=SUMIF(B2:B11,E2,C2:C11)
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- この記事の著者
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小濱 良恵(コハマ ヨシエ)
Microsoft MVP for Expression (April 2008 - March 2009)
Microsoft Office や Expression Web の書籍やWeb記事を執筆するテクニカルライター。
当初は派遣の仕事が中心で、2002年にMOUS(現Mic...※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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