SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Security Online Day 2025 春の陣(開催予定)

2025年3月18日(火)オンライン開催

Enterprise IT Women's Forum

2025年1月31日(金)17:00~20:30 ホテル雅叙園東京にて開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

EnterpriseZine編集者ブログ

オフィス訪問記①──Oktaのダイナミックワーク実践に向けたオフィスづくり

With/Afterコロナ時代のオフィスを訪ねる

 ふとメールの受信ボックスをみてみると「ハイブリッドワーク」という文字とともに、オフィス取材の案内が増えているような気がしています。2年前のように行動制限でまったく動けずにリモート勤務というよりも、今はオフィス回帰の動きもみられるように「ハイブリッドワーク」の在り方を模索している企業、個人が増えているのかもしれません。そこで日ごろの取材で訊ねたオフィスから、ブログではよりライトな切り口で新時代の働き方を探っていきます。

 10月14日にOktaが開催した「Dynamic Work(ダイナミックワーク)」に関する記者説明会。その際に記者向けにオフィスツアーが開催されました。

 2020年9月、同社は渋谷スクランブルスクエアにオフィスを開設後、Auth0買収でフロア移転をして、今年の10月から渋谷ヒカリエ30階に新オフィスをオープンしています。そこで柱となっているのが「Dynamic Work(ダイナミックワーク)」という、ハイブリッドワークの先を行くような働き方が実践できるということ。どのような工夫が隠されているのかみていきましょう。

 まずは、入口からすぐに設置されているのは待ち合いの長椅子、来訪者向けの会議室。おしゃれな長椅子ですが足元をよく見てみると、コンセントとUSBが備えられています。実は他の会議室には大型のモニタはもちろん、ワイヤレス充電器がデスクに埋め込まれるなど利便性高い工夫が施されていました。

コンセントとUSBを完備
コンセントとUSBを完備
ワイヤレスチャージに対応
ワイヤレスチャージに対応

 また、会議室のホワイトボードには「Kaptivo」が設置してあり、板書している様子をリアルタイムにシェアすることも可能です。オフィスにいる社員と遠隔地の社員が円滑なコミュニケーションをとれることは、新たなオフィスの必須要件かもしれません。

カメラで板書を読み取る
カメラで板書を読み取る
ホワイトボードの様子はオンライン上でシェアできる
ホワイトボードの様子はオンライン上でシェアできる

 Oktaでもオフィス開設にあたり社員に要望をきいたところ、特に多かったのがテレフォンブースの設置。最近では街中でもテレワーク用のスペースとして設置されている風景をよく見かけますが、オフィスでもオンライン会議や電話のために数台あると嬉しいものです。ちなみに渋谷ヒカリエのオフィスにおいて初の設置となったそうで、数台が導入されていました。

写真以外の場所にも複数台設置してある
写真以外の場所にも複数台設置してある

 さらに、フリーアドレスのワークステーション(デスク)は、自動昇降式でモニタ2台を標準装備。ノートパソコンとあわせて3つのモニタで作業することで効率もあがりそうです。その執務室の中心には、カメラやマイク、スピーカーなどが一体となった「Neat Board」が置かれており、会議やイベントの際には必要な場所に移動することもできるとのこと。Oktaのオフィスには会議室などに、「Zoom Rooms」が多く設置されていることも特徴的でした。

広く使えるワークステーション
広く使えるワークステーション
「Neat Board」はイベントなどでも活躍
「Neat Board」はイベントなどでも活躍

 Oktaは「Dynamic Work(ダイナミックワーク)」を推進していますが、オフィスで一番特徴的だったものが「人流センサー」。オフィス内の人の動きなどをデータとして収集することで、常に最適なオフィスの形へと変化していく。まさに、新時代のオフィスならではの工夫であり、今後もどのような変化を遂げていくのか楽しみでもあります。

新しいオフィスならではの工夫も
新しいオフィスならではの工夫も

 今回のオフィス訪問の途中では、多くの社員がリラックスして働いており「快適です」と述べていたことが印象的でした。新たなオフィスの在り方を探るためにも、ぜひ皆さまのオフィスにも訪問させてください!(取材企画をご提案いただける場合はコチラから

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
EnterpriseZine編集者ブログ連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

岡本 拓也(編集部)(オカモト タクヤ)

1993年福岡県生まれ。京都外国語大学イタリア語学科卒業。ニュースサイトの編集、システム開発、ライターなどを経験し、2020年株式会社翔泳社に入社。ITリーダー向け専門メディア『EnterpriseZine』の編集・企画・運営に携わる。2023年4月、EnterpriseZine編集長就任。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/blog/detail/16916 2022/11/12 07:00

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング