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ファシリテーション型リーダーシップで「やりたいこと」を形にする “リーダーとしての企て”が組織にもたらすインパクト

  2008/11/06 14:00

 “はかる”とは、計測や測定の“計る、量る、測る”と捉えてしまいがちだが、「企て、もくろみ」という意味もある。“リーダーとしての企て”がどのように組織にインパクトをもたらしたのか、「従業員の活性化」「コミュニケーションの向上」という大きなテーマを一社員が台風の目となって駆け回った木村氏の実体験をふりかえる。

 

広告業界とリーダーシップ

 「自分の属する組織を活性化したい」と思っているリーダーは増加の傾向にある。その証拠に、自らのリーダーシップやコミュニケーションスタイルを学び、変化させ、チームをまとめてゆくために、多くの経営者や管理職がセミナーや書籍を通じてその術を学んでいる。そのなかでも、今やマネージャーの標準的なスキルとなりつつあるのがコミュニケーションだ。

 広告宣伝業界では、ほとんどの仕事がプロジェクトベースで進行し、顧客のペースで仕事をすることが多い。また、営業、マーケター、コピーライター、デザイナーなど、得意分野の異なる専門性の高い“わがままな”メンバーで組織が構成される。

 リーダーはこのようなメンバーを束ねて、ひとつのビジョンを共有し、メンバーの力を引き出し、決められた期間内に、できる限りクオリティの高いアウトプットを出すべく仕事を進めてゆく。

株式会社マッキャンエリクソン タレントマネージメント本部 執行役員 木村純子氏
株式会社マッキャンエリクソン タレントマネージメント本部 執行役員 木村純子氏

コーチングとの出会い

 木村氏は、新卒当初はグループクラーク兼秘書として配属され数々の雑務をこなしていた。その後は縁あって営業職に転ずる。外資系・国内系それぞれ異なる文化を持つクライアントとの職務の中で、12年間、さまざなな経験を積む。そして、もっと違う形で仕事がしたいと考え始め、自ら2年越しで希望を出しマーケティング職に転身。やることは変わっても、自分の仕事スタイルは変わらなかった。

 「この先、私は広告代理店で何をやっていけるんだろう」

 自分のキャリアに限界を感じ始めたころ木村氏はコーチングを知り、自ら個人の出費でコーチ21のCTP(コーチ トレーニング プログラム)を受講していた。これがきっかけとなり、後に木村氏のキャリアを大きく変える転機となる「社員研修」に参加する機会を得る。

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著者プロフィール

  • 上田 雅美(ウエダ マサミ)

    アネゴ企画 代表 財団法人 生涯学習開発財団認定コーチ/ファイナンシャルプランナー 国際コーチ連盟(ICF)会員/日本コーチ協会東京チャプター会員 商社総務部勤務・パソコンインストラクター・システムエンジニアを経て、2005年にプロコーチとして独立。IT企業向けのコーチング導入などを行う。...

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