「PM Conference2008レポート」連載一覧
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2009/01/29
大規模プロジェクトを成功に導く見取り図のつくり方
スケジュールにロジックを組み込み、日々刻々と変化する状況を把握する「フォアキャスト・スケジュール」の手法。成果物からモジュール、画面、従業員に至るまであらゆる管理対象に付与されたIDでコミュニケーションのぶれを排除する「コントロール・リスト」。そしてプロジェクト成功のための見取り図「WBS」。数々の大規模プロジェクトを手がけてきたエンジニアリング業界の雄、日揮の佐藤知一氏が開陳するプロジェクト管理の極意。
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2009/01/23
「超上流」のプロセス管理がプロジェクト成功の条件
運用テストに至った時初めて露呈する発注者、受注者の意図の不一致、精算時に受注者を苦しめる当初見積の数字…。全ては「超上流」でのボタンの掛け違いに起因する。共通フレーム2007は開発以前の要求品質の確保、経営者・業務部門を含めた役割分担の明示、要求の固まり具合に応じた段階的見積り等、革新的な提案を行う。長らくこの立案に携わってきた富士通・村上憲稔氏が語る、共通フレーム2007の重要ポイントとプロジェクト成功への道筋。
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2008/11/17
国際標準と改善活動戦略
近年、多くの分野で国際標準が定義され、世界中の企業が取り組まなければならない状況にある。しかし、レベル達成や認証取得に終始し、企業の経営目標や製品戦略を十分に達成できていない改善活動が散見される。国際標準の動向に対する警鐘を踏まえながら、改善活動のアプローチについて解説する。
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2008/11/11
合意形成と意思決定に活用する「計測」の現在
一人のベテランが経験と感覚で牛耳るレビューが他の開発者の意欲を減退させるケース。あるいは、情報がまるで上がってこないため発注者が重要な意思決定のタイミングを逃すケース。ソフトウェア開発でよく聞くこれらの問題は、発注者から開発者まで全ての参加者が納得する「尺度」がないことに起因している。奈良先端科学技術大学院大学・森崎修司氏は、合意形成、意思決定に役立つ新しい計測手法を紹介。その最新動向と今後の展開を語る。
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2008/09/11
キャズムまでたどり着かずに苦戦する企業がなぜ発生するのか?
豊富な経験と技術力を持ち、優秀な人材を集めて立ち上げたベンチャー企業が成功しなかったとき、「キャズムで失敗した」という表現がなされることがある。しかし、問題はそうではなく、キャズムにすら達成していないベンチャー企業が多いことだ。その打開策の1つとしてCDM(Customer Development Model)を紹介する。
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2008/08/25
工事進行基準とは何か?
翔泳社は7月31日と8月1日の2日間にわたり、プロジェクトマネージャー向けカンファレンス「PM Conference 2008」を開催した。「PMに効くプロジェクトを“はかる”ちから」をテーマに行われた12のセッションの中から、NTTデータ経営研究所の広川敬祐氏によるセッション「進行基準適用に向けてのプロジェクト管理のあり方」の内容を紹介する。