「SORACOM Air」は、IoT 通信プラットフォーム「SORACOM」において、データ通信コネクティビティを提供するサービス。2018年5月現在、セルラー、LoRaWAN、Sigfoxの3つの通信規格に対応している。
「SORACOM Air for セルラー」は、その中でもデータ通信SIMカードにより、セルラー網を利用するサービス。2018年5月現在、国内向け (NTTドコモ回線、plan-D)とグローバル向け(plan01s)の2つを提供している。
「plan-K」は、KDDI 回線が利用できるデータ通信 SIM カードを提供する。ユーザーは KDDI回線を利用して「SORACOM」プラットフォームのすべてのサービスが利用できる。
SORACOM のウェブコンソールの「SIM管理」画面にて、「plan-D」、「plan-K」の回線の開始や休止などの操作や設定を一括管理でき、また、SORACOMが提供する、データ収集・可視化、クラウド連携、閉域網接続などのプラットフォームサービスにおいても、「plan-D」、「plan-K」の双方から同じ設定で利用できる。
特に、プライベート接続サービス「SORACOM Canal」、「SORACOM Direct」、「SORACOM Door」においては、「plan-D」、「plan-K」を紐付けてひとつの閉域網接続を構築することができます。これにより、お客様は2つのモバイル回線を利用した冗長構成を実現することも可能となる。
あわせて、「SORACOM認定デバイス」において、今後、「plan-K」に対応する通信ゲートウェイなどのデバイス認定を開始する予定。随時対応デバイスの申請を受付、「SORACOM認定デバイス」として認定、ウェブサイトなどでご紹介していきます。この他に、ソラコムでは、SORACOM Air をつかってすぐに始めることができるリファレンスデバイスを1個単位で販売しているが、「plan-K」が利用できるリファレンスデバイスについても今後提供を予定している。