アドビシステムズは、Flash Liteのモバイル用無線配信ランタイムの新バージョンを発表した。この発表は、バルセロナで開催されている携帯電話やモバイルビジネスに関する世界的な展示会であるGSMA Mobile World Congressの会場で16日(現地時間)に発表されたものだ。現在はパブリックベータ版の公開、提供となっている。
発表された新しいランタイムは、Adobe Flash Lite 3.0 Distributable Playerといい、特徴は配信可能なランタイムをモバイル端末向けに開発し、Flash Liteアプリケーションの適用環境が広がることだ。さらにWindowso Mobile搭載の端末もサポートするので、対象となるデバイスも拡大が見込まれる。
Flashアプリケーションをランタイムインストーラによって直接配信できれば、コンテンツプロバイダーやクリエイター、開発者にとっても配信手段が増えることになる。
アドビでは今回の発表にともなって、同ランタイムを使ったアプリケーションのコンテスト、Flash Lite Developer Challengeを開催するという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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