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Sansan、名刺交換相手企業の反社会的勢力チェック機能の実装開発を発表

 近年、企業のリスク管理を取り巻く環境はテクノロジーとともに発展、全社的なリスク管理が求められている。中でも、「反社会的勢力」へどう対応するかは、コーポレートガバナンスの強化やコンプライアンス・社会的責任の観点から意識が高まっている一方、チェック業務は高い業務負荷や属人化のリスクも高く、より網羅的な効率化が必要となってきている。

 同社が提供する反社チェック機能では、名刺をスキャンするだけで、自動で反社チェックが完了する。名刺に書かれている文字情報は同社の独自AIと手入力を組み合わせたオペレーションシステムにより、99.9%の精度でデータ化され、その中から「会社名データ」と、リフィニティブ社のコンプライアンス関連データベースとを名寄せし、リスクのある企業を検出するという。

 名刺交換相手がリスクのある企業だった場合、Sansan上に通知が表示されるほか、コンプライアンス担当者や事業部責任者への通知機能の開発も予定。そのほか、リスクのある企業をまとめて管理することができる、コンプライアンス担当者用の管理画面も提供予定。

 同社によると、同サービスの利用料金としては、Sansan本体の月額利用料金の20%程度が追加費用としてかかることが想定されているという。

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