コウェルは、米HeadSpinのサービスを活用した、ITシステム開発・テストのDev&Opsとサービス品質維持を支援するサービス「テスト自動化&モニタリング」の提供を、2月4日に開始した。

「テスト自動化&モニタリング」は、HeadSpinのテストプラットフォームとオープンソースの各種テスト自動化ツールを組み合わせて、モバイル端末などの実機によるリモートテストと継続的なパフォーマンス/UXモニタリングを実現している。
また、日々の監視項目に合わせた専用ダッシュボードをカスタム提供。オープンソースのCalabashやAppiumといった自動テストフレームワークと連動した自動テスト環境構築を、ニアショア・オフショアのISTQB認定エンジニアが支援する。
本サービスは実機を利用したモニタリングを実現しているため、継続課金利用率の向上が重要なサブスクリプション型サービスには特に有効といえる。
今後HeadSpinは、サポートの対象範囲をモバイル端末だけでなく、PCブラウザや各種組み込み機器まで拡充・個別対応を予定しており、本サービスの適用システムも、Webシステム、モバイル、IoT、5G関連の分野への拡張を目指す。
おもな適用システムは以下の通り。
- 各種サブスクリプションサービス、広告収益型モバイルサービス
- 金融系サービス、動画配信サービス
- IoT、MaaSなどの専用デバイスを利用したサービス
- 5G関連を含む各種キャリアサービス
- C2C、ポータル系などメガITサービス
- 業務システム(今後のPC対応時)など
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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