2月16日、Snykは、日本企業へのサービス提供を本格的に開始したことを発表。記者発表会で説明が行われた。
同社は、2015年にガイ・ポジャーニー氏によって設立されており、デベロッパーファーストの脆弱性管理ツールを提供しているという。迅速で安全な開発を支援するために「デベロッパーセキュリティ」という新たなカテゴリーを確立し、開発者の生産性を高めるだけでなくセキュアなアプリケーションを提供できるように支援するとしている。
日本市場への事業拡大について、サイバーセキュリティ人材の不足、デジタル庁の発足なども背景にあるとして、これらを含めた諸課題の解決に貢献できるという。また、戦略的投資も加速させていく予定であり、ローカライゼーションや日本での人材採用も推進することが明かされた。なお、2月16日からクラスメソッドとラックから同社ソリューションが提供されている。
さらに、日本においても本社と同様な社内文化の醸成、地域貢献活動、ダイバーシティ推進などにも取り組んでいくという。
同CEO ピーター・マッケイ氏は、「日本企業がDXを推進する中で、日本市場でサービスを本格的に提供できることを楽しみにしています。日本の開発者をはじめ、企業のイノベーションを支援していきます」と述べている。