ラキールは、貿易業務の完全電子化を目指してNTTデータら10社が共同出資するトレードワルツが「LaKeel DX」を導入すると発表した。
トレードワルツは、貿易業務の様々な課題を改善する完全電子化に向けて、データ層ではブロックチェーン基盤を活用することとしたが、アプリケーション層と連携させることが必須だったという。そこでアプリケーション層として、疎結合のアーキテクチャで柔軟性が高く、アジャイル開発に向いているという点で「LaKeel DX」を採用したという。
同社は、NTTデータを筆頭に、東京大学協創プラットフォーム開発、三菱商事、豊田通商、TW Link(兼松JV)、東京海上日動火災保険、三井倉庫ホールディングス、日新、三菱UFJ銀行、損害保険ジャパンの10社の共同出資により設立され、貿易プラットフォーム「TradeWaltz」の構築に従事しているという。
今後トレードワルツでは、機能部品を再活用したオフショア開発を導入することで、更なる新規事業への展開・転用のコスト削減を目指しているという。
「LaKeel DX」の4つのポイント

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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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