丸紅は7日、シンクライアント端末向けにネットワーク経由で仮想デスクトップ環境を提供するサービス「VirtuaTop(バーチャトップ)」を発表した。事業会社の丸紅情報システムズなどと連携し、2009年7月15日より販売を開始する。
VirtuaTopでは、PCデスクトップ環境の構築に仮想化技術を採用。顧客企業の端末数の増減や仕様変更などの要求に柔軟に対応できる体制を整えた。サービスは月額利用料の課金制で提供されるため、必要なときに必要な分だけリソースを調達できる点が特徴だ。同サービスの利用によって、端末運用コストの削減やセキュリティの向上、BCP(事業継続計画)への対策などが実現できるほか、グリーンITとしての成果もできる。
料金プランは、プレミアム・スダンダート・エコノミーの3グレードを準備。希望販売価格は、スタンダード(最小100 台:注文単位25台)で、1台あたり月額8000 円から。オプションサービスとして、リモートアクセス、デスクトップ環境バックアップ、HDD 容量追加を用意している。SIerなどの代理店を通して販売する予定だ。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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