アシュアードは1月24日、千葉県柏市と、安心安全なクラウド活用推進を目的にした包括連携協定を締結。同日、柏市役所で調印式が行われた。
柏市は、クラウドサービスのセキュリティチェックを高めるために2022年12月にクラウドリスク評価「Assured」を導入。サービスの利用だけでなく、相互に連携することにより、双方の資源を有効に活用した協働による活動を推進することを目的に、協定を締結したという。
協定の内容は以下のとおり。
- 安心安全なクラウド活用に関すること
- クラウドサービス選定において考慮すべき項目・基準の策定に関すること
- セキュリティ人材の育成に向けた支援に関すること
- クラウド活用に関する先進事例等の研究業務に関すること
取り組み例として、「属人性を排したサービス選定手法の確立」「定期的なリスク評価体制の構築」も紹介された。柏市長の太田和美氏は「デジタル政策で利用するクラウドサービス等について、十分なセキュリティチェックを行うことができる体制を整えることで、市民の皆さんも安心してご利用いただける」とコメント。
なお、自治体でのAssured導入は柏市が初めて。アシュアード 代表取締役社長の大森厚志氏は「柏市との取り組みをモデルケースに、他自治体にも展開していきたい」と述べた。
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