日立システムズは、IT資産管理・ライセンス管理システム「License Guard」クラウド版の提供を開始した。
同サービスは、PC利用状況の把握、ソフトウェア辞書を利用したソフトウェアライセンス管理などのIT資産管理機能、ぜい弱性ソフトウェアの自動判定など、オンプレミス版「License Guard」の機能をクラウド版として提供するもの。
クラウド基盤には、日立システムズが提供する「Gateway for Business Cloud」のサービス群の中からMicrosoft Azureをベースとしたクラウド基盤サービス「おてがるCloudスターターパック」を採用したという。
おてがるCloudスターターパックはクラウドの構築から運用・セキュリティまでパック化されており、「日立統合管制センター」を活用した24時間365日の監視運用ができるとしている。
これによりスピーディーな導入や安全性の高い運用を実現し、早期操業再開を支援するとのことだ。
今後日立システムズは、中堅から大規模企業向けに同サービスを拡販予定。クラウド版「License Guard」と付帯サービスで2025年度末までに累計10億円の売り上げを目指すとしている。
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