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富士通、産業技術総合研究所から超伝導量子コンピュータを受注 国内ベンダーとして初の試み

 富士通は、産業技術総合研究所(以下、産総研)の「超伝導ゲート型量子コンピュータ」を2024年5月15日に受注した。

 同社は、2021年4月に理化学研究所(以下、理研)と共同で、理研RQC-富士通連携センターを設立し、超伝導量子コンピュータの大規模化を目指した共同研究を実施してきたという。今回受注した超伝導量子コンピュータは、理研RQC-富士通連携センターにて培った技術を活用し、同社が実用化したコンピュータシステムで、2025年初旬に産総研 量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター(以下、G-QuAT)にて稼働する予定。国内ベンダーが商用量子コンピュータシステムを受注したのは初めてだという。

 同超伝導量子コンピュータシステムは、同社が新たに開発した冷凍機内部の高密度配線実装技術や大型量子ビットチップ実装技術の適用により、超伝導量子コンピュータを構成する希釈冷凍機をアップグレードすることなく、数百量子ビットまで拡張可能な設計になっているとのことだ。

 また、同社は産総研G-QuATの量子・AIクラウド「ABCI-Q」(同社が構築し、2024年度末に納入する予定のハイパフォーマンススーパーコンピュータ)も2024年2月に受注しているという。

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